前回の記事では、サブリースのデメリットとメリットを取り上げました。
賃貸併用住宅やアパートを手持ち資金だけで建てる人は少ないでしょう。
ほとんどは、賃料をローン返済に充てられるかと思います。
サブリースが叩かれる大きな理由は、賃料の減額です。
契約時には30年の家賃収入保障、という点だけを強調し、
その金額が減額される可能性についてはあまり言及されません。
今回はサブリースを採用するにあたっての注意点をいくつかあげてみます。
1.資金計画に無理はないか?
見積もり時に提示される賃料は、10年後や20年後に減少する
シミュレーションになっている場合が多いですが、
その減少がさらに大きかった場合でも、手持ち資金でローンを
返済できるかどうかを事前に確認しておくと安心です。
2. 想定賃料は相場より高くないか?
悪徳業者の場合、想定賃料より高いシミュレーションを提示してくるそうです。
周辺地域の同一タイプ、同等の専有面積の賃料を事前に検索し、
新築、築10年、築20年と検索条件を変え、下落率を把握しておくと
その業者が信頼できるかどうかの判断ができます。
3. 途中契約や解約は可能か?
新築時には、よほどのことがなければ空室になる可能性は低いです。
空室が出始めるタイミングでの途中契約や、賃料引き下げが
納得できない場合のサブリース解約ができるかどうかもポイントの一つです。
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