戸建て住宅やアパートの構造といえば、木造が一般的かと思いますが、
3階建て以上になると、鉄骨や鉄筋コンクリートを提案されることもあります。
木造は、柱と梁を金具で固定して作っていく在来工法(軸組工法)と、
壁や床といった「面」を組み合わせる枠組工法、いわゆるツーバイフォーの
2種類があります。
鉄骨は、その太さによって軽量鉄骨と重量鉄骨に分けられます。
軽量鉄骨は木造軸組と同様に柱と筋交いで支えるブレース工法と、
ツーバイフォー同様に面を組み合わせて箱を作り、それを組み合わせていく
ユニット工法の2種類があります。
重量鉄骨は、筋交いを用いないラーメン構造が主流です。
私が検討したのは木造(ツーバイフォー)、軽量鉄骨、重量鉄骨の3つです。
それぞれのメリットとデメリット、敷地約160平米で、
3階建て賃貸併用住宅を建てる場合の見積額の概算をまとめます。
それぞれのメリットとデメリット、敷地約160平米で、
3階建て賃貸併用住宅を建てる場合の見積額の概算をまとめます。
木造(ツーバイフォー):7000万
【メリット】
・費用が最も安い
・鉄骨に比べ、吸湿性に優れる
【メリット】
・費用が最も安い
・鉄骨に比べ、吸湿性に優れる
【デメリット】
・施工業者の技術力に依存する
・地震の際、最も揺れる
・シロアリのリスクがある
・施工業者の技術力に依存する
・地震の際、最も揺れる
・シロアリのリスクがある
軽量鉄骨:8500万
【メリット】
・施工業者による品質のばらつきが少ない
・ユニット工法は工期が短い(3ヶ月程度)
・費用が重量鉄骨より安い
【メリット】
・施工業者による品質のばらつきが少ない
・ユニット工法は工期が短い(3ヶ月程度)
・費用が重量鉄骨より安い
【デメリット】
・木造より重いので、地盤改良が必要
・箱の大きさや筋交いに依存するため、間口の自由度が低い
・木造より重いので、地盤改良が必要
・箱の大きさや筋交いに依存するため、間口の自由度が低い
重量鉄骨:10000万
【メリット】
・太い梁でしっかり支えるので、広い間口を作れる
・しっかりした地盤に乗せるので、地震に強い
【メリット】
・太い梁でしっかり支えるので、広い間口を作れる
・しっかりした地盤に乗せるので、地震に強い
【デメリット】
・費用が最も高い
・建物自体が重いので、地盤改良必須
・費用が最も高い
・建物自体が重いので、地盤改良必須
実家は当然木造ですが、過去シロアリ被害に遭って大変だったので、
できれば軽量鉄骨か重量鉄骨で建て替えたいと思っていました。
また、東日本大震災の際に高層ビルで被災し、長時間続く揺れが
怖くなってしまったので、揺れにくい構造を選びたいと考えていました。
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