2019/03/07

レオパレス問題に思うこと

世間を騒がせ続けている、レオパレスの施工不良問題は、
賃貸経営をしている者にとっては他人事ではありません。

レオパレスについては、家賃保証に関するトラブルも多発しており、
オーナーによる集団訴訟も記憶に新しいところです。
https://biz-journal.jp/2018/01/post_21979.html

サブリースによるアパート経営をうたう会社は多々ありますが、
「壁が薄い」と検索すると、必ず検索上位の組み合わせに上がるのが「レオパレス」。
やっぱりな…という印象を受けました。



幸い、積水ハウスは細かい問題はあっても、建築基準法違反はない…はずです。

レオパレスの2017年度の一括借り上げアパート施工件数は663棟だそうです。
https://www.leopalace21.co.jp/ir/library/pdf/2017/4Q/kessan_ppt.pdf

一方、積水ハウスの2016年度の賃貸住宅施工件数は、賃貸住宅の総売上から
一棟当たりの売上高を割って、5,343棟と推定しました。
https://www.sekisuihouse.co.jp/company/financial/library/factbook/data/__icsFiles/afieldfile/2017/04/07/f20170309.pdf

建築実績から見ても、積水ハウスの方がずっと多いのですが、何となく
賃貸経営というとレオパレスをはじめ、大東建託、東建、シノケンといった
会社のCMの印象が強いです。

賃貸経営を検討するにあたり、施工会社や管理会社の選択は本当に重要です。
CMに惑わされず、信頼できる会社を選ぶにはどうすればよいか…

ある程度時間が必要ですが、条件に合う会社をなるべく多く見つけ、
同条件でどのような金額になるか、図面はどうか、を比較検討するのが
最善かと思います。

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